年度末は忙しない
なんで日本は年末と年度末って近い時期に2回もあたふたしないといけないんだ。
愚痴っても仕方ない。 年度末になると各所の新聞に経済関係の記事が多くなる。 浅学の身には読み取り辛い事この上ない時期なのだが、少なくとも石油業界はかつてないほど好調な年度末を迎えたらしい。
会社で携わっている業務上、燃料油脂新聞は欠かさず読むようにしている。 この年度末は原油安の動きにも関わらず、真冬の悪天候なども重なり日本全国で石油燃料の供給が滞り気味だったため販売価格は高値を維持できた。 つまりマージンを十分に確保できたということだ。
石油業界の仕組みにはあまり明るくないが、業界の末端に関わっている身としてはいずれ自社の利益に繋がる可能性がある以上喜ばないといけないが、いち消費者として考えるとあまり嬉しい話ではない。 誰に何と言われようとも生きる上でガソリンや灯油が必要不可欠な地域に住んでいる以上、販売価格というのは正に生活に直結する問題だからだ。
こういう問題も、社内で役職などを拝して利潤を求めなければいけない立場ならば肯定的に見えるのかもしれないが、ド下っ端の身でそこまでの意識を持つというのはなかなか難しいものだ。 今後の課題だろうか。